こんにちは、下村です。
昨日は「何を入れるか」の話を書きました。
今日は、その続きです。
入れたデータは、そのあとどこへ行くのか。
ここが見えないから怖い、という声をよくいただきます。
図にしました。
通る場所は、3つだけです
難しく考えると分からなくなりますが、実は場所は多くありません。
3か所しかありません。
① 自分のパソコンの中
ファイルは、ここにあります。写真も、表も、書類も。
ここに置いてあるだけなら、どこにも行きません。
② 通り道(インターネット)
AIに何か聞くとき、その文章がインターネットを通ります。
ここは、銀行のサイトと同じ仕組みで暗号化されています。
③ 預かり先(AIの会社のコンピューター)
そこで考えて、答えを返してくれます。
——この③がどうなっているか。 ここが不安の正体だと思います。
「③に残るのか」は、契約によって変わります
ここは正直に書きます。
「残りません」と言い切ることはできません。
なぜなら、AIの会社ごと、契約するプランごとに違うからです。しかも、わりと変わります。
一般的には、こう分かれています。
| プランの種類 | だいたいの傾向 |
|---|---|
| 個人向けの無料プラン | 内容が今後の改善に使われることがある |
| 仕事向けのプラン・開発者向けの接続 | 使われない設定になっていることが多い |
「多い」としか書けません。 各社の規約を毎日追いかけているわけではないので。
だから、確認の仕方を書きます
覚えるより、見る場所を知っておくほうが確実です。
契約するとき、規約のこの2つを探してください。
- 「学習」「モデルの改善」に使うかどうか
- 保存する期間(何日で消えるか)
だいたい「データの取り扱い」というページに書いてあります。
見つからなければ、売っている会社に聞いてください。
まともな会社なら、すぐ答えられます。答えられない会社とは契約しないほうがいいです。
AI社員PCの場合
うちで組んでいるものは、こうなっています。
- 書類・ファイルは、社長さんのパソコンの中にあります
- AIに渡るのは、そのとき会話に書いた分だけ
- パソコンの中を勝手に全部読んで、どこかへ送るようなことはしません
つまり、フォルダに入れておくだけでは、どこにも行きません。
渡すかどうかを決めるのは、毎回、使う人です。
ここが分かると、だいぶ気が楽になると思うのです。
完璧な安全は、たぶんどこにもありません
賛否はあると思います。
でも、これはAIに限った話ではないですよね。
メールも、クラウドの会計ソフトも、銀行のアプリも、どこかに預けています。
僕たちはもう、「預けない」という選択はしていないんです。
だとしたら、大事なのは1つだけだと思っています。
何を預けているか、自分で分かっていること。
分からないまま預けるのが、いちばん怖いです。
明日は、現場の話に戻ります
2日続けて固い話でしたので、明日は実際の作業の話にします。
領収書の山を、写真から表に起こす話です。
たぶん、心当たりのある方が多いと思います笑
よかったら、また覗いてください。