こんにちは、下村です。
今週はお盆なので、売り込みっぽい話はお休みにして、読み物を並べます。
今日は、紙の冊子を1冊、まるごと作った話です。
僕は、地元のロータリークラブで会報の担当をしています。
年に1回、1年間の活動をまとめた冊子を作る係です。
今年できあがったのが、28ページでした。
中身は、こんな感じです
- 1年間の例会の記録
- 行事の写真ページ
- 会員さんからいただいた投稿
- 同好会の紹介
- 亡くなられた方の追悼のページ
文章と写真を集めて、並べて、印刷所に出す。
書くと簡単ですが、いちばん大変だったのは、文章ではありませんでした。
写真です
活動の写真は、みんなが撮ったものが、共有のパソコンにどっさり入っています。
入り方は、こうです。
2025-11-27/
2025-12-04/
2026-01-15/
日付のフォルダに、入っているだけ。
「これは何の行事の写真か」は、どこにも書いてありません。
数百枚あります。
1枚ずつ開いて、「これは新年会か」「これは清掃活動か」と当てていく。
想像しただけで、しんどいですよね。
やり方を変えました
クラブのホームページには、その日に何の例会があったかが載っています。
そこで、こうしました。
1. 写真フォルダの日付を、全部リストにする
2. ホームページの例会日程を、全部リストにする
3. 日付で突き合わせる
「4月8日のフォルダ = バスケット例会」
これで、写真の山が一気に行事ごとの束になりました。
この突き合わせは、AIがいちばん得意なところです。
人がやると、1つずつホームページを見に行って、目で照合することになります。
面白い発見がありました
もう1つ、困ったことがありました。
例会でスピーチをしてくださった方の写真が要るんです。
でも、その日のフォルダには何十枚も写真があって、どれがスピーチの方か分からない。
顔を知らない方もいます。
しばらく眺めていて、気づきました。
最後の写真です。
例会は、最後にスピーチしてくださった方と写真を撮って終わるんですね。
だから、その日のフォルダの、いちばん最後の写真が、だいたいその方なんです。
分かってしまえば、あとは早い。
「日付フォルダの最後の写真を出して」と頼めば、一発で並びます。
ただ、ここは正直に書いておきます
この法則を見つけたのは、AIではありません。僕です。
AIは「最後の写真を出して」と言われたら出せます。
でも「最後の写真が、たぶんスピーカーだ」とは、言ってくれませんでした。
そこに気づくのは、その場にいた人の仕事でした。
複数の方がお話しされた日もあるので、いつも当たるわけでもありません。
それでも、当たりをつけるには十分でした。
写真の大きさで、もめないために
会員さんからの投稿ページで、もう1つ考えたことがあります。
写真の大きさを、揃えたい。
理由は単純で、「あの人の写真だけ大きい」は、いちばんつまらない揉め事だからです。
最初、幅を揃えました。
……これ、ダメでした。
縦長の写真と横長の写真では、同じ幅でも、見た目の大きさがまったく違うんです。
そこで、ルールを変えました。
面積で揃える。
縦横の比率から、幅を1枚ずつ計算し直す。
面倒な計算ですが、こういうのはAIの独壇場です。
ルールを決めるのが僕で、計算するのがAI。 この分担が、いちばんうまくいきました。
「そこに書いていないこと」は、知りません
もう1つ、勉強になったことがあります。
同好会の紹介ページを作って、見てもらったときです。
「これ、順番は名簿の順に合わせたほうがいいですよ」
……知りませんでした。
会員名簿に載っている順番が、暗黙のルールだったんです。
AIは、どこにも書いていないことは知りません。
僕も知りませんでした。
長くやっている方が、頭の中に持っている決まりごと。
これを引き出すのは、人と話すしかないんですよね。
AIを使うほど、人に聞くことの大事さが分かってきた気がします。
明日は、印刷所に突き返されかけた話です
写真が決まって、レイアウトができて、あとは印刷所に出すだけ。
……そこからが、本番でした。
出したデータが弾かれて、理由が分からず、丸1日つぶれた話を書きます。
紙に印刷するって、思っていたよりずっと厳しい世界でした。
よかったら、また覗いてください。